自分が妊娠するまで、妊娠線という言葉を聞いたことがなかった人もいると思います。

わたしもその1人で、これまでそんな存在を知りませんでした。
妊娠をしたら初期につわりでしんどくなり、あとはだんだんお腹が大きくなって、そして10ヶ月で痛みの中出産する…みんながしている妊娠・出産だからこそ、それぐらいにしか思っていなかったのです。

情報収集しよう

でもいざ自分が妊娠すると、双子だったこともあり、つわりはひどく、このままでは流産の危険があるということで、初期から入院してしまい、それから妊娠についての様々なリスクを調べるようになりました。

そこでようやく、妊娠線たるものを知ったのです。

周りの子持ちのママからも、妊娠線なんて聞いたことはありません。
もしかしたら妊娠期に異様に気にしてしまい、産んでしまえば忘れるものなのかもしれないと思いました。

でももうわたしは、妊娠線のことで頭がいっぱいになりました。
そこで双子の妊娠を機に仲良くなった双子ママたちと、snsで情報交換をしして、対策用のクリームを塗ることにしました。
高級なブランドからそれ専用のものも売られていますが、思い切って一本買ったとしても、量的にもう一本買わないといけないぐらいだったので、迷いましたが安いものを買うことにしました。
その分、量を惜しまずたっぷり塗ることを心がけました。

ついに妊娠線が…

7ヶ月にもなるとお腹はものすごく大きくなって、単胎ママさんの臨月以上の大きさになりましたが、妊娠線は出る気配がありませんでした。
それで少し気が緩んでしまい、お風呂上がりにしか保湿しないようになったのですが、ある日お風呂上がりに鏡で全身を見てびっくりしました。
大きくなったお腹で見えませんでしたが、その下の方に妊娠線が一本できてしまっていたのです。
完全に死角なので油断していました。
それと同時ぐらいに管理入院が始まり、ずっと病院で過ごすことになったので、いつ先生や助産師さんが来るかもわからず、あまり頻繁には塗れなくなってしまいました。

しかし、結局その一本ができただけで、産むまでそれが増えることはありませんでした。
一日2回赤ちゃんの心拍やお腹の張りを確認する機械をつけるために、たっぷりジェルを塗っていたのが効いたのだと思います。

やはり保湿は大事です。
また周りの双子ママは、高級な妊娠線予防クリームを塗った人より、安くてもたっぷり塗った人の方ができる数は少なかったです。

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