ほうれい線の原因が骨格にあるというのを知らない方が多いです。
何をやっても効果がないとお困りの方、それは実は骨格のせいだったのかもしれません。

ほうれい線を骨格の整形で改善することはできるのでしょうか?
生まれつきのものだからどうすることもできないのでしょうか?

まずはほうれい線の原因が骨格にあるということはどういうことなのかを知っておきましょう。
また、ほうれい線の骨格の整形の有無についてもご紹介します。

ほうれい線の原因が骨格ってどういうこと?

骨格というのは、生まれつき親からもらっているものなので、そう簡単に変えることはできません。
生まれ持ってのその骨格が、ほうれい線を作り出している原因であることも少なくありません。

日本人の顔の骨格というのは、

・前歯の歯茎が出ている
・口元が出っ張っている
・頬がたるんでいる

といた傾向があります。

 

すべての人がこれに当てはまるというわけではなく、あくまで人種的にそういった傾向があるというレベルです。
前歯がでていたり、口元が出っ張っている方は、頬骨の位置が普通の人と比べると高くなっています。
一度鏡で確認してみてください。
頬骨の位置が高くなってしまうと、ほうれい線もできやすくなってしまうのです。

また、上あごの骨が飛び出ている場合、頬の下に差ができるので、ほうれい線のくぼみ(溝)もできやすくなっています。
日本人特有の骨格というものがあり、それに当てはまってしまうとほうれい線の原因は、骨格にあるということも考えた方がよいでしょう。
それらに当てはまらない人も安心してはいけません。

骨格というのは、日々のちょっとした生活習慣で歪みが生じてしまうほど、変わりやすいものです。
骨格が歪んでしまうと、口角の高さが左右でちがってきてしまい、ほうれい線ができやすくなってしまいます。

・頬杖をつく癖がある
・前傾姿勢をとることが多い(猫背である)
・噛み癖がある

といったことに当てはまるという方は、骨格にすでに歪みが生じてしまっている可能性があります。
気づいていないかもしれませんが、スマホやパソコンなどの使用しているとき、無意識のうちに猫背になっている方が多いです。
こういった習慣は、自分で早く気づいて改善していかなければいけません。
もともとの骨格に特に問題のない方も、こういったちょっとしたことで歪みを発生させてしまい、それがほうれい線発生につながるということを覚えておきましょう。

ほうれい線の骨格の整形ってあるの?

骨格に原因があるなら、それを改善するためにはもう骨格そのものを整形してしまえばいい!と思ってしまいたいところです。
ですが、骨格の整形というのはそう簡単ではありません。
骨格の整形について調べていただくとわかりますが、ほうれい線を改善するための骨格の整形という情報はありません。

先にも書いている通り、骨格が原因の方というのは、上あごがでていたり、歯茎が出ていたり、口元が出っ張っている傾向があります。
それを改善するためには、整形というよりも、歯の矯正などを行う必要があります。

骨格レベルでの改善を望むなら、歯科医院に行くのがおすすめです。
歯科医院でどういった治療をするのかという点ですが、「歯列矯正」を行う場合が多いです。前に出てしまっている出っ歯を改善することで、口の周りの筋肉のバランスが整ってきます。
それが、結果としてほうれい線改善効果も期待できるということになります。
効果には個人差がありますが、矯正後しばらくすると、ほうれい線が目立たなくなってくる可能性は高いです。
歯科医院で歯列矯正をしてほうれい線を改善しようと考えるなら、それをまずは医師に相談することが大切です。
歯科医院はあくまで歯の治療をするところであって、ほうれい線を改善するところではありません。
まずは医師に相談してみてから、歯列矯正を行うのかどうかを検討するようにしましょう。
また、歯列矯正以外にも、骨格を矯正するという方法もあります。最近は「小顔矯正」もはやっているので、そういったところで相談して施術を受けるのもおすすめです。

骨格が原因の場合の改善法について

ほうれい線を骨格の整形で治すということが難しいとなると、もう方法があまりないとあきらめる必要はありません。
歯列矯正でもなく、骨格矯正でもなく、整形やそれ以外にも方法がありますので、詳しくご紹介していきます。

整形の場合

ほうれい線の原因が骨格にある場合でも、一般的にほうれい線の整形治療として行われているものでも、十分に改善効果は期待できます。骨格はそのままでも改善は可能ということです。
一番メジャーなのは、「ヒアルロン注射」になります。
これはほとんどの方がご存知だと思いますが、ほうれい線に直接ヒアルロン酸を注入することでお肌の内側からふっくらとさせ、ほうれい線を目立たなくさせます。
即効性も高く、手軽に施術が受けられるので、ほうれい線の整形治療の中でも人気があります。

その他には、「高周波治療」といって、ヒアルロン注射よりも効果が持続し、顔全体の若返りもできるというもので、高周波を当てて、お肌内部に火傷を作ります。
それを治そうと肌がコラーゲンを生成するので、内側からハリのある肌になれるのです。
少しずつ効果が表れてくるものなので、自然な形で改善していきます。

ここまではメスを使わない方法ですが、メスを使う方法としては、「スレッドリフト」「や「フェイスリフト」といったものがあります。
これらは皮膚内部に糸を入れて引っ張り上げるという方法になります。
糸は時間が経過すると、少しずつ体内に吸収されていくので、数年単位で効果をキープすることが可能です。

このように、一般的に行われているほうれい線の整形治療でも、改善することができますが、すべてある程度の時間がたてば効果が失われます。
再度治療が必要になるので、コスト面をよく考えておかなければいけません。

整形以外の方法

ほうれい線の原因が骨格にある場合でも、表情筋のトレーニングや、エクササイズをすることで、目立たなくさせていくことはできます。
表情筋を鍛え、たるみを改善すれば、ほうれい線改善につながります。

また、もともとの骨格に問題はないのに、日ごろの習慣がもとで歪みが生じでほうれい線ができた方に関しては、その習慣を見直し改善することが必須です。

・正しい姿勢を心がける
・頬杖をつかない
・噛み癖を治す

といったことを常に忘れずに、意識して毎日を過ごすようにしてください。
その上で、表情筋を鍛えるエクササイズなども実践することで、ほうれい線改善効果が期待できます。

スキンケアに関しても、しっかりと保湿を心がけるようにしてください。
骨格が原因であっても、それと関係なく、お肌をしっかりと保湿することが、ほうれい線改善にも必要だということを忘れないでください。

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まとめ

ほうれい線の骨格の整形について、骨格そのものを整形するというよりも、歯列矯正を行ったりする形になります。

整形になると、一般的な

・ヒアルロン注射
・フェイスリフト
・高周波
・スレッドリフト

などになります。

骨格に関係なく、ほうれい線改善の整形治療になるので、それなりに効果を実感することができるはずです。
コストがかかっても問題ない方にはおすすめです。
ほうれい線の原因が骨格にあったとしてもあきらめる必要はありません。
整形もそうですが、自分で行う毎日のケアでも改善することはできます。

・表情筋を鍛える
・正しい姿勢を心がける
・頬杖をつかない
・噛み癖を治す
・スキンケアをしっかりする(保湿対策)

といったことを心がけて毎日を過ごすようにしてください。
ほうれい線を骨格の整形で治せたらどれだけラクかと思ってしまいますよね。
でも、仮に何らかの方法でほうれい線を改善できたとしても、そこからまたできないようにケアしていくことも必要です。
今まで骨格のせいにしてあきらめていた方も、もう一度今日から何か一つでも実践してみてください。
また、骨格が原因でも整形でほうれい線改善効果は期待できます。経済的に余裕のある方は、チャレンジしてみてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事を書いた人

ドリーム
ほうれい線って男女関係なく老けて見えます!!
少しでも無くし目立たなくできる方法を発信中^^