シミが増えた、ほうれい線が目立つようになってきた・・・
そろそろエイジングケアの始めどき?
そうは思ってもスキンケアにもメイクにも、これ以上お金も時間もかけたくない、そんな人のために、少しの生活習慣とスキンケアの改善で老けない肌になる、簡単な美肌習慣を紹介します。
スキンケアを見直してみよう
スキンケアは、こすらない、(紫外線を)浴びない、落としすぎないことが大切です。
洗顔法の見直しと日焼け対策を見直してみましょう。
洗顔を見直そう
こすり刺激は肌を老けさせる原因となります。
洗顔時には、摩擦と皮脂の落としすぎを防いでしみやシミの原因とならないように注意しましょう。
肌を繰り返し触れる、こするといった摩擦で肌内部に微弱炎症が起き、シミやシワの原因になります。
洗顔やクレンジングは泡や肌すべりの良いもので短時間ですませるようにしましょう。
皮脂を落としすぎないのが鉄則です。
スチームタオル洗顔
拭くだけでふっくらツルツルになるスチームタオル洗顔をおすすめします。
たった10秒で作れる温タオルを顔に当ててサッと拭くだけです。
皮脂の落としすぎもこすり刺激も減らせる美肌洗顔法。
スチームタオルの作り方
筒状にしたタオルにお湯を注げば簡単に作れます。
タオルを広げた時に適温になるように、注ぐお湯は45−50度くらいのちょっと暑いくらいの温度がベストです。
1、タオルを二つ折りにして丸めます
タオルを二つ折りにし、端からクルクルと巻いて筒状にします。
お湯をつつの中心に注ぐので、外側は熱くなりません。
2、お湯をロールの中心に注ぐ
45−50度のお湯をつつの真ん中に注ぎます。
お湯の重みが感じられたら、反対側からお湯を注ぎます。
外側は濡らさず、中からお湯で湿らすようにします。
3、手のひらで絞り、全体になじませる
お湯を注いだタオルを、優しく手のひらで絞り、タオル全体になじませます。
タオルを外側から手のひらで握り、締めるようにして、全体にお湯が行き渡るように、外側から柔らかく絞ります。
この時、固く絞りすぎないように気をつけてください。
スチームタオル洗顔のおすすめポイント
1、温熱効果で血流アップ
温熱効果で血流がアップすることにより肌代謝を促します。
お湯を染み込ませたスチームタオルを顔に当てることで、肌が温まり、血行が促進されます。
その結果、古い角質がスムーズに代謝されるようになるため、肌色が一段トーンアップします。
2、角質の水分を補う
スチームタオル洗顔で角層の水分を補うため、ハリのあるふっくら肌に生まれ変わります。
朝と夜の、1日2回、蒸気が肌に水分を与えるケアを続けることで、肌はふっくら柔らかくなります。
その結果、肌には潤いに夜ハリが生まれます。
見た目も触った感触も滑らかで潤いのあるふっくら肌になりますよ♪
3、コスメの浸透がスムーズに
スチームタオル洗顔で肌の状態が整うため、コスメの浸透が良くなります。
普段使っているコスメの効果も高まります。
肌を温めることで、リンパの流れも促すことができるため、むくみ解消になり、顔全体が引き締まります。
こんな時におすすめ
- 目の疲れが気になるとき
- 首や肩の凝りが辛い時
- リフレッシュ、リラックスしたい時
- パックの上から使えばW保湿に!
湯船に浸かりすぎない
お風呂は、血流を良くし、美容効果も高いのですが、湯船に長く浸かりすぎるのは逆効果になることも。
湯船に20分以上浸かってしまうと、肌の乾燥やバリヤ機能を低下をさせてしまいます。
湯船に浸かるのは、20分程度までとしましょう。
ポイントを絞って保湿を心がける
目の下ゾーンには、シミやクマ、たるみなどのエイジングサインが集中します。
人の視線も集中しやすい部位ですね。
保湿効果はこのゾーンに集中することで、効率的にケアすることができます。
目の下ゾーンのエイジングケアを集中して行うことで、乾燥、くすみを消して顔全体の肌ツヤ感が高まります。
乾燥肌対策は老けない肌のためにとても大切です
紫外線ダメージを減らして美白ケア
紫外線は老化への第一歩。
日焼け止めを塗るのはもちろん、サプリメントでも美肌効果を高めましょう。
紫外線を浴びたら、その日のうちに美白ケアをして、シミとたるみを防ぎます。
紫外線は、浴びた時だけ影響を受けるのではありません。
肌内部での紫外線の影響は、浴びてから48−72時間は続きます。
気をつけていても紫外線を浴びてしまった時には、すぐに美白ケアをすることでダメージを最小限に抑えましょう。
紫外線を浴びたその日に集中ケアをすれば、ほとんど日焼けをすることはありません。
表皮のシミ、くすみはスキンケアで薄くできる
部分的なシミにアプローチする点のケアではなく、肌の老廃物を排出させて透明感を引き出すケアで、健康的で艶やかな美肌をキープしましょう。
メラニン産生を減らして排出を促す
肌のターンオーバーが正常であれば、メラニン色素は排出されて消えてしまいます。
シミの部分は排出されずに滞った状態になっているのです。
ピーリングや角質ケアで肌の代謝を高めるケアが有効です。
UVクリームと抗酸化成分で老人性色素斑を防ぐ
日焼け止めを塗る前には、紫外線で発生する活性酸素を除去するフラーレンやビタミンCの美容液を塗りましょう。
その後の日焼け止めとの組み合わせで、シミを防御することができます。
ビタミンCでメラニンの産生を抑える
ビタミンCにはメラニンの再生抑制効果ははじめ、シミを薄くするメラニン還元作用、さらに活性酸素除去、コラーゲン生成のサポート効果もあります。
積極的にケアに取り入れるようにしましょう。
リンパ流しでくすみを取る
スキンケアアイテムを少数精鋭にすることで、肌への負担を減らすことができ、時短にもつながります。
肌にのせる時は、リンパ流しを意識しながら、ケアと同時にリンパの流れを促しましょう。
少ないアイテムでも、効果を高めることでエイジンケアになります。
心理的ストレスを減らそう
肌の老化を防ぐためにはスキンケアとメンタルケアの両方が必要です。
しっかり寝る、温める、笑う、を心がけましょう。
睡眠をしっかりとってストレスマネジメント
良質な睡眠をしっかり取ることで、ストレスマネジメントを心がけましょう。
肌バリアを改善し、ニキビや赤み、肌老化の軽減効果が期待できます。
老けない肌を持つ人に共通して言えることは、良質な睡眠をしっかりとっていること。
綺麗な肌を保つためには、7−8時間の良質な睡眠をとることが理想です。
ストレスは肌老化を促進する
メンタルストレスや睡眠不足で皮膚の温度が下がってしまうと、角層を構成するタイトジャンクションの働きが落ちてしまいます。
その結果、肌のバリア機能が低下。
肌内部で微弱炎症が続き、肌荒れや老化を進めるという研究報告があります。
ストレスで放出されるホルモンの影響で、ニキビや肝斑、かゆみなどの肌トラブルが起こることが、最近の研究で明らかになってきています。
コラーゲンが減少し、シワが増えることにもつながります。
さらに、ストレスや睡眠不足があると、皮膚トラブルは回復しにくくなります。
特に、季節の変わり目や冬場になると、皮膚表面の脂質や角層のセラミド、角層細胞内のNMF(天然保湿因子)などが減少し、皮膚のバリア機能が障害されてしまいます。
これに精神的ストレスや睡眠障害が加わると、皮膚のバリア機能の回復が遅れ、水分保持機能も低下してしまうのです。
糖化・酸化を減らそう
糖化と酸化は老化の原因となります。
抗糖化成分、抗酸化成分、そしてタンパク質をしっかり摂取することが大切。
野菜、肉、卵を食事に取り入れるようにしましょう。
足りない分はサプリメントを活用してもいいですね。
投下によるくすみや、活性酸素によるシミを予防しながら、肌の材料となるタンパク質や脂質を食事やサプリ、ドリンクで補給して、内部からエイジングケアを後押ししましょう。
ハリやつやのためには、上質な肉や脂も必要です。
まとめ
美肌のためには、「できる限り触らない」ことが大切です。
必要最低限のスキンケアに、ストレスからくるマイナスを減らすこと、内部からのサポートで後押ししてあげることで、老けない肌作りを目指しましょう。